車内のフロアマットに汚れがたまると、さまざまなトラブルの原因となり得ます。ちょっとした汚れであれば外ではたくのみでも問題ありませんが、あまりお手入れをしていない場合には自宅で洗ってきれいにするのがおすすめです。今回は、フロアマットを自宅で洗う手順や注意点などを解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
フロアマットの汚れを放置するとどうなる?
車内のフロアマットは靴についた砂やホコリなどで汚れやすい部分のひとつです。とくに小さな子どもやペットと車に乗る機会が多い場合は、お手入れをしなければすぐに汚れやゴミが蓄積してしまうでしょう。車のフロアマットをお手入れせずに放置していると、さまざまな問題が発生します。
以下では、フロアマットの汚れを放置した際に起こりやすいトラブルについて解説します。
車内の悪臭につながる
フロアマットについた食べカスや雨水などは、マットに雑菌が繁殖する原因のひとつです。汚れを放置していると雑菌が増え、車内の悪臭やカビ臭さにもつながってしまいます。
汚れが落ちにくくなる
とくに雨の日につきやすい泥汚れは、すぐに落とせば簡単に落ちるものの、放置していると乾燥して固まりやすくなります。乾燥した泥汚れは落としにくいだけでなく、さらに泥汚れがつきやすくなる原因にもなり得るため注意しましょう。
錆びの原因となる
汚れを放置することでウイルスや細菌が発生すると、水分と化学反応を起こすことで錆びにつながるケースもあります。錆がひどいと車体に穴があく可能性もあるため、定期的な掃除が必要です。
アレルゲンの原因となる
マットの汚れを放置することによりダニが発生すると、死骸がアレルゲンの原因につながることもあります。小さなお子さんやペットを乗せる機会が多い人は、アレルギーを防ぐためにもこまめなお手入れを実施するのがよいでしょう。
フロアマットの洗い方
車のフロアマットを自宅で洗う場合の手順やポイントについて詳しく解説します。
マットについたホコリや砂をはたく
まずはマットについている乾いたゴミを落とします。布団叩きなどではたいたり、掃除機でゴミを吸うのもよいでしょう。時間に余裕がある場合は、マットを天日干しして細菌やダニを死滅させるのもおすすめです。
マットを水洗いする
まずは洗剤を利用せず、水のみで細かい汚れやゴミを流します。その後洗剤をつけ、毛が硬いマットブラシやタワシなどでこすり洗いします。使用する洗剤はカーマット用のものも販売されていますが、家庭用の台所洗剤でも問題ありません。台所洗剤は油にも強いため、マットの汚れをしっかりと落とすことが可能です。
洗剤をすすぐ
マットを洗ったあとは水でよくすすいで洗剤を落とします。ここで洗剤が残るとカビの繁殖が起こりやすくなるため、複数回すすいでていねいに落としておくのがおすすめです。洗剤を流したあとは、普段洗濯に使用している柔軟剤を馴染ませて洗い流すのも効果的です。
天日干しして乾かす
フロアマットが生乾きのまま車内に戻してしまうと、雑菌やカビの原因となります。しっかりと天日干しして乾燥させ、完全に水分がなくなった状態を確認してから車に戻すようにしましょう。
フロアマットを洗うときの注意点
カーフロアマットを洗う際にはいくつかの注意点を押さえておくことが重要です。ここでは、フロアマットを自分で洗う場合に注意すべきポイントについて詳しく解説します。
洗濯機を使用しない
手洗いの手間を省くために洗濯機を使用したいと考える人は少なくありませんが、洗濯機で洗うのは避けるのが無難です。フロアマットについた汚れが洗濯槽に付着してしまうことで、そのあとに洗う衣類やタオルなどにもフロアマットの汚れが移ってしまう可能性もあります。もちろん、コインランドリーで洗うのも厳禁です。
天気予報を確認しておく
フロアマットを乾かすには丸一日ほどかかります。次の日の天気が悪いとなかなか乾かずに車内に戻せなくなることもあるため、天気予報を確認して晴れが続く日に洗うのがよいでしょう。
時短したい場合は専用洗浄機を利用する
先述の通り、フロアマットは完全に乾かすまでの時間も考慮すると、1日半〜2日ほどは車内に戻せないと考えておくのが無難です。時短したい場合や自宅で洗うのが難しい場合には、ガソリンスタンドに設置されている専用洗浄機で乾燥まで済ませてしまうのもひとつの手です。
ただし、マットの大きさや厚みによっては乾燥を終えても湿っていたり生乾きになっていたりする場合もあるため、その場合はさらに天日干しして完全に乾かしてから車内に戻してください。
まとめ
今回は、カーフロアマット汚れを放置した際に起こるトラブルや自宅での洗い方に加え、カーマットを洗う際の注意点についても詳しく解説しました。フロアマットは砂やホコリ、雨水などの汚れがつきやすく、放置しているとカビや細菌が繁殖する原因となり得ます。自宅で洗う場合はかんたんに汚れをはたき落としてから、水洗い後にさらに洗剤をつけてブラシなどでこすりましょう。洗剤が残ると雑菌が繁殖する原因となるため、水で複数回ていねいにすすぐのがポイントです。
また、車内に戻す際は完全に乾き切ったことを確認してから戻すようにして、よく晴れた日に半日〜丸1日ほど天日干ししましょう。フロアマットを自宅で洗おうと考えている人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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